e-Learning の終了について

2022年4月1日より講習会に代わるe-Learning を実施しておりましたが、
このたび2024年12月をもちまして終了させていただくことになりました。
多くの方にご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
なお、当研究会では現在、ライセンスの発行は行っておりません。

 

ご挨拶

現在眼圧下降の確実性に関しては、多くの緑内障病型において濾過手術(Trabeculectomy)が
最も優れています。但しTrabeculectomyの手術合併症及び術後管理の煩雑さもまたよく知られている事実です。
この点を改善するために近年多くの非濾過型の緑内障手術術式が開発・報告されてきましたが、
古典的な線維柱帯切開術(Trabeculotomy ab externo)を明らかに凌駕し、且それに代わる物は未だないと
いうのが現状のようです。
これらの中で、トラベクトーム手術は特別の機器とViscoelastic materialの使用による一種の進化したTrabeculotomy ab internoです。当然眼圧下降成績もTrabeculotomy ab externoと大差がないと
考えられていますが、 その手技が簡単であること、結膜に全く侵襲を加える必要のないこと、
白内障手術との併用が容易な事等、古典的なTrabeculotomy ab externoに比べて多くの利点を持っており、
欧米、特に米国で急速に普及しつつある術式です。

トラベクトーム手術研究会 顧問
公立学校共済組合関東中央病院 名誉院長
東京大学名誉教授
新家 眞 先生


Trabectome®は、2010年9月に厚生労働省の承認をいただき
低侵襲緑内障手術(MIGS)の先駆けとして我が国でも普及しました。
当初は、製造元であったNeoMedix社の強い意向によりライセンス制がとられていましたが、
トラベクトームのすべての権利がMST社に継承されたことにより、ライセンスは不要となり
2022年4月より講習会の代わりにe-Learningを実施いたしておりました。
しかしながら、我が国でもMIGSの術式は様々なものが開発され
トラベクトームはその役割を終えたのではないかと考えます。
そこで2024年12月をもってe-Learningを終了することにいたしました。
これまでe-Learningをご利用いただき、誠に有難うございました。

トラベクトーム手術研究会 代表世話人
トラベクトーム認定トレーナー
北里大学医学部 眼科学 主任教授
庄司 信行 先生

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